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VoIP無線 アーカイブ

2007年06月14日

ワイヤーハンガーで同軸ケーブルをサポート

P3050004a.JPG

このようにバラバラになってしまった同軸ケーブルですが,ワイヤーとワイヤーハンガーを使って,下の写真のようにスッキリまとめました.
ワイヤーハンガーを使うことで,風が吹いてもケーブルは揺れることがなくなり,揺れによるダメージが無くなります.以前の揺れたケーブルを外して見たところ,10年で3dB近く(@1200MHz)の劣化がありました.

DSCF0430a.JPG

2007年06月15日

35m高で15年使ったX6000

x6000a.jpg

本来,赤色トレードの第一電波工業X6000(144/430/1200MHz GP)ですが,15年以上タワーマストのトップで風雨にさらされ,色が落ちてしまいクラスファイバの地が見えています.
EchoLinkのローカルワッチように屋根上に上げてみたところ,期待の性能が得られず,SWRを測ってみると,144MHzがSWR2.5以上になっておりました.過酷な環境下でこれだけ長く使えていたたのは驚きです.近々おろして取り替えて現役を引退させる予定です.

2007年11月14日

アマチュア無線と公衆網との接続に関する指針

インターネットを含む公衆網と,アマチュア無線の接続においての指針として,日本アマチュア無線連盟から改めて掲示がなされています(2007年11月).
http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-2_Regulation/phone-atch/phone-patch.htm#PageTop

rig-net.jpg

趣旨は,アマチュア無線局を商用回線であるところの公衆網(通信網)へ接続してもよく,それによって公衆網(インターネット)を介した運用もできるということで,その場合の注意点がわかりやすく示されています.

金銭の利益を目的としないアマ無線の通信を,使用料金が必要な公衆網(商用回線)へ仲介する形態ではありますが,離れた無線局から電波を出すことができることは,特にVUHFでは遠くのハム仲間と通信できるチャンスとなることでしょう.喜ばしいと言えます.
アマチュア無線の通信を公衆網をバックボーン(基幹通信回線)として伝送する形態です.


また,東葛無線研究会(任意団体)の指針が次のように検討されました(11月9日).
公衆網(インターネット)と同様に,アマチュア無線を介して,「アマチュア業務の趣旨にのっとり」通信することは可能と考えられる.
アマチュア無線をバックボーンとしてアマチュア無線局間で通信することはアマチュア無線の運用.

比喩して表現するなら,
「ハム局-公衆通信-ハム局」は,専-公-専,
「ハム局-アマ無線-ハム局」は,専-専-専,という形で閉じています.
rig-inete.JPG


なお,以上のシステムは,どれもレピーター局ではありません.レピーター局とは,電波法関係審査基準にJARLが開設するものとなっています(アマチュア業務の中継用無線局をいう).
また,レピーター局は,周波数使用区別のレピーター区分に限って運用されます.
さらに,430MHzと1200MHzを中継するいわゆるクロスバンドのレピーターは,現在は,D-STARのレピーター局において430MHzと1200MHz用のそれを同じ場所に開設し,制御器によって相互接続されるものだけです(例えば,東京・中央区JP1YIRなど).注:日本において.

余談:     
公衆回線-専用回線(自営電気通信網)-公衆回線は,昔はダメとされていたが,
1996年頃,この制限が廃止となった.

アマチュア無線をネットとした通信は,他の通信である公衆網(インターネット)を介すことなく,アマチュア無線の通信として研究実験が可能となる.
言うまでもなく,アマチュア無線局においては,当該の無線従事者が運用するものでなければならい.

2007年11月16日

アマチュア無線間リンク!QSP通信 QSPLink

cqlink.jpg

拡大図 http://www.jouban.com/weblog/htm/cqlink.htm

商用のインターネットに接続せず,アマチュア無線を使ってボイスリンクのネットを構築.

バックボーン(基幹通信回線)もアマチュア無線で伝送して遠距離交信を可能にする.

ボランティアのアマ局によるノード(アセスポイント)からアマチュア無線ネットのQSPLinkを介して,他のノードからQRVを可能にする.
※すべて特別な免許を要しない通常のアマチュア無線局(無線従事者が運用).

上図の局は,レピーター局ではありません.通常のアマチュア無線局です.
レピーター局はJARLに限って開設できるもので,バンドプランのレピーター区分だけで運用します.

いわゆるクロスバンドの「レピーター」は,現在D-STARの430MHzと1200MHz間を中継するJARLレピーター局だけです.レピーター区分だけ出ているものがそれです.

QSPLink(CQ Link)は,通常のアマチュア無線局によるバンド間や,インターネットへリンク仲介を行う,いまでは普通の運用です.

QSP機能は,手動/VOXやCOSの自動/PC制御で行い,EchoLinkなどVoIP無線と同様にインターネットへ接続するパソコンの送受信を,リグに置き換えて送受信制御します.

2009年11月11日

アマチュア無線リンク…東京北東部/千葉県北西部ほか

東葛無線研究会の関係者によって実験中の東京北東部/千葉県北西部における,EchoLinkやレピータを基軸とした無線リンクの周波数や,利用方法の一部が告知されました.
無線リンク:インターネットVoIP接続による無線仲介ネット
JOUBAN東葛無線研究会-無線リンク実験
円滑な運営と,実験についての理解と協力を期待します.

2011年09月29日

D-STAR JARLレピータ & FM JARLレピータの要点

D-STARレピータは,FMレピータ同様に,JARLのみに許可されるアマ無線
局からの電波を中継する「特別な局」で,多々の規定はありますが,ポイ
ントは,以下を理解しておくとよいでしょう.

A)JARLレピータは,周波数区分のレピータ周波数に限って運用できる.
B)レピータは,現在JARLのみに許可される.
C)D-STAR仕様のJARLレピータは,いわゆる電波の(同時)発射は2拠点
  のみのに限る(アシスト局を除く).電波の有効利用の観点.

●VoIP接続に関して
通常のFM JARLレピータでは,WiRES,EchoLinkなど,いわゆるVoIP無
線接続が認められており,一般アマ局とレピータが融合して複数の拠点か
ら同時(同報的)に電波送出され,アマ無線の楽しみとして確立されてい
ます.
その接続スタイルは,
D)JARLレピータ装置そのものに付加装置としてVoIPシステムを接続する.
E)JARLレピータ管理団体了承(容認,黙認も含む)の元,そのレピータを
  アクセスできる個人局(または社団局)のアマ無線機+VoIPシステムを
  介して接続する.
以上の2つのスタイルが,昔(約10年前)から稼働してきています.
このVoIP接続におていは,2拠点以上,つまり複数の拠点から電波が出る
形式のいわゆる会議室(コンファレンス)接続も少なくなく,この接続方法
によって,昨今は円滑に運用されています.

●レピータ風の運用スタイルはQSP運用として昔からあった!
日本でいうレピータは「JARLの局」しかありません.

しかし,勘違いしやすいのが,個人でも「レピータ風」の交信は可能です.
それは,皆さんが,既に普段行っているQSPです.その運用は,通常の
アマ無線交信です.しかもQSPする際は,忠実(嘘や間違いは避ける努
力をしないとなりません)にリレー(無料で仲介)しなければなりません.
また,この運用は,バンドプランに準じて,行うことはいうまでもありま
せん.

続き有り.
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2012年02月06日

D-STAR「世界と日本の違い」

★携帯電話風の接続の日本方式(1対1)
          vs
★コンファレンス接続のアメリカ方式(1対n)

日本のアマ無線家(JARL)が10年以上前にプランし,メーカーに依頼して構築したD-STAR(DV,DDモード)も,昨今,アマ無線のデジタル通信として,認知されたと言ってよいでしょう.
また,アメリカでもD-STARを楽しむユーザーが増え,そのレピータやノード(EchoLinkのD-STAR版のようなもの)の数は,日本の比ではないほど急激に活性しました.

●おもな交信スタイル
インターネットで接続された別々の2つのD-STARレピータを介すことで,例えば,千葉のレピータへアクセスして,仙台のレピータからQRVするというような交信ができます.
FMレピータにつながっているEchoLinkやWiRESのような交信がDVでできるのです.

●日本のD-STARは1:1の電話的な接続
日本のD-STARレピータ間の接続は(2012年2月現在),1対1が原則です.
ハム2局の交信の様子は,例えば,AレピータおよびBレピータの各エリアでは聞くことができます.しかし,1対1のため,3つレピータを使ったラウンドQSOはできません.
この接続の方式を「G1」と呼んでいます.

●米国は複数のレピータや複数のノードの同時接続
米国でのD-STARレピータなどは,コンファレンス式のネット接続で運営されているため,EchoLinkやWiRESのごとくの交信が可能で,3つ以上のラウンドQSOが可能です.
この方式を「G2」[G2 Plus」と呼んでいます.

●今後のJAに期待
なにやら難しいことを探求されているOMらがおられます.要するに日本のD-STARでも1:n接続を可能にしよう,ノードを構築しようということのようです.アダプタも開発されています.
http://todovc.blogspot.com/2012/01/v7satoshi-board.html

●JAの問題
コンファレンス式は,複数のレピータなどから電波が送信されるため,電波の有効利用という点で行政よりの制限があるそうです.
しかし,世界情勢を鑑みると,コンファレンス式が多くなっており,それらのコンファレンスへノードアダプタなどを使って接続すると,たいへんアクティブに交信が行われている様子が伺えます.
対して,日本のD-STARレピータのアクティビティはそれにおよばずで,交信を聞くのはコンディションの悪い21MHzのごとくです.電波を必要以外の時には出さない,という点では有効に即していますが.

●賛否はあるが
昔とは異なり,430MHzでも,空きチャネルが見つからない,という状況ではありません.有効利用という大義名分も大事ではありますが,趣味で交信するアマ無線,電波を出して遊ぶ,学ぶという本来の視点で考える必要もあることでしょう.

●非常通信はハムの本来の目的ではない
アマ無線の目的は,非常通信用ではありません.1:1の接続でも十分です.もちろん非常時には積極的にアマ無線として協力すべきことであるのは言うまでもありせんが.
しかし,コンファレンス式であれば,携帯電話では出来ない1:nの同報無線通信ができます.とても大事で優位な点であります.

このままの1対1でよいのか? いや建設的に1:nを可能するのがよいのか?
今後も,D-STARの動向に目が離せません.もちろんC4FM FDMAも….


2012年05月10日

EchoLink,WiRESとD-STARの異なるポイント

「WiRES,EchoLink」と「D-STAR」との比較論を目にします.しかし,これ
らは制度や性格の異なる局であり,制度などを比較することに疑問を感
じている諸氏も少なくないようです.そこで,ポイントを整理してみました.

●D-STARレピータは,レピータ周波数に限ってJARLに許可される特別
 な局です.

●EchoLink,WiRESは,個人(や社団)が通常のアマ局として(ノード)
 運用操作を行い,それぞれに従事者がいます.その運用は,あくまで
 通常のアマ局の通信において制限はありません.

●EchoLink,WiRESのノードリグとしてDV機を用いている局がいますが,
 上記と同様,個人局の通常の運用です.

●金太郎飴現象は,ハンディ機のホイップでワッチすると,その確認は稀
 です.むしろハンディ機では,届く所が少ないくらいです.

 そのため,WiRESなどでは,自局の活動範囲にノードが設けられており,
 ローカル同士が混信を避けて,異なる周波数に設定するも,同じコンファ
 レンスへ接続して通信しているというスタイルが散見されます.
 従って,ロケのよい所では,金太郎のように感じられることは否めません.

●ロケーションのよい所では,同一周波数のレピータ同士による混信で使
 えなくなる所も少なくありません.またDVでの混信は,鬼門と聞きます.

●レピータ周波数での個人局によるノード開設の制限を聞いたことはあり
 ません.レピータを利用する為の個人ノード開設にあたっては,管理団体
 よりの同意を得るのが円滑です.
 しかし,レピータの利用局が,インターネット接続を含めた通常の運用を
 そこで行うことに制限はないようです.
 また,WiRESを直接レピータ装置に取付(JARL届けで済み前提)て,運
 用が始まった頃は,レピータをコンファレンスに接続した運用が大いに行
 われていました.

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